禁煙補助薬のニコレットパッチは、分かりやすい2つのステップで治療できるのが特徴です。
特徴として、禁煙時のイライラを緩和したり、集中力の低下や落ち着かない症状を抑えることが可能です。
1日1回起床時に貼って就寝時に剥がすだけと貼り忘れる心配がなく、とても管理しやすい禁煙補助薬です。

ニコチン15㎎

・1日1回起床時にパッチを貼り、就寝時にパッチを必ず剥がしてください。

・1週目から6週目の間はパッチ1を使用してください。
・7週目から8週目はパッチ2を使用してください。

・パッチ1は約15mgのニコチンが放出されます。
・パッチ2は7から10mgと、治療の段階によって少しずつ減少していきます。
・禁煙を始めて9週目から10週目の間は、ニコチンの量が更に減って5mg程となります。

・使用のタイミングは起床時で、上腕部の外側かベルトより上の腹部に、腰背部のいずれかに1枚貼ります。

・口内炎、喉の痛み、吐き気、嘔吐、腹部の不快感、胸焼け、食欲不振、下痢など。
・皮膚症状には、発疹、赤み、痒みなど、
・他には、頭痛、目眩、思考の減退、眠気、精神神経系症状と動悸の循環器症状など。
・胸部の不快感、刺激感、顔の赤み、むくみなど。

上記の症状が現れたら直ちに使用を中止して、医師か薬剤師に要相談です。

・タバコを吸っていない非喫煙者や、妊婦や妊娠の可能性がある人は使用しないで下さい。
・重い心臓病や急性期脳血管障害の診断を受けた人、うつ病の方は使用出来ません。
・注意事項を無視して本品を使用すると、症状の悪化、副作用の発症リスクが上がります。
・成分にアレルギー反応が見られた場合も、すぐに使用を中止し医師、薬剤師に相談をしてください。
・授乳中は乳児の脈に影響しますので絶対に使用しないでください、また、6ヶ月を超えた使用も禁物です。

・ニコレットパッチの治療期間中と治療終了直後は、喫煙が不可能な上に、他のニコチン禁煙補助薬を使うことができなくなります。
・パッチは切って使用しないでください。
・用法用量と注意事項を守り、副作用の有無を確認しながら安全に正しく使用してください。