リスパダール錠には、心を落ち着かせる作用と、穏やかな気分にさせる作用があります。
具体的な病名を挙げれば、統合失調症やうつの症状などをはじめとする様々な心の病気に幅広く対応しています。
日本においても長い歴史があり、ポピュラーな医薬品です。
また、非常に安全性が高いこともメリットであり、副作用も少ないです。

統合失調症は国民の100人に1人が発症するともいわれる非常にメジャーな疾患であり、リスパダール錠はこの疾患に悩む患者が元通りの日常生活や社会生活を送ることができるようにするために非常に期待されています。

リスパダール錠の用法・用量は、成人であれば1回分1mg、1日に2回服用します。
初めのうちはこの量を目安として、症状に応じて徐々に増量していきます。

ある程度量が増えたら、維持量を設定しましょう。
これも目安としては1日に2~6mgとなっています。回数はこれまで通りです。
個人の体質や症状に応じて、量を増減していくといいでしょう。

ただし注意点として、リスパダール錠の1日の服用量は12mgまでです。

また、リスパダール錠を長期間にわたって服用し続けたとしても身体に害はほとんどないといわれていますが、医師の指示に従って決められた用量を服用しましょう。

リスパダール錠には少ないながらも副作用があります。
重大な副作用はこれまでに報告されていないものの、軽いものとして手足の震え、のどの渇きがあります。
他にも、便秘などの症状が起こる可能性があります。

リスパダール錠は、パリペリドンとの併用は避けてください。
また、違和感や異常を感じた場合は使用を直ちに中止し、医師にご相談下さい。

リスパダール錠

抗精神病薬

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心を落ち着かせ、気持ちをおだやかにする作用により、統合失調症など様々な心の病気に用いられます。

製品名 RISPERDAL 1mg/2mg
製造元 Janssen
分類 抗精神病薬
内容量 56錠
関連薬 リスドンプラス / クロルプロマジン / デパス / エチラーム