経口低用量避妊薬、いわゆる低用量ピルと言われるお薬です。

ヤスミンは、新しいタイプの経口避妊薬で、第4世代のピルと言われています。
従来のピルに多く見られた体重が増えるという副作用を抑えることを重点に開発されたピルですので、それまでのピルが合わなかった方にも大変人気があります。

低用量ピルのヤスミンはそれまでのピルと比較して、ホルモンバランスの変化による体重の変化や、ニキビの発生率が少ないと言われています。
それは、低用量ピルのヤスミンの主成分である「ドロスピレノン」が、体内で自然に生成される黄体ホルモンと類似性が高いためです。
そのため、ヤスミンは副作用が少なく、安心してご利用頂けるピルとして、多くの方に愛用されています。

また、一相性のピルは、1周期(21日間)服用する錠剤のホルモン含有量が一定のため、従来のような飲み違え等のわずらわしさがなく、服用法が非常に簡単なのが特徴です。

[1]低用量ピルのヤスミンは月経の出血の初日から、1日1錠を使用指示に従ってシートを使い切るまで(21日間)服用してください。

[2]1日の中ではいつ服用しても良いですが、なるべく毎日同じ時間に服用します。

[3]7日間、低用量ピルのヤスミンの服用をやめた後、新しいシートにてまた21日間の服用を始めます。

以上が低用量ピルのヤスミンの一般的な服用方法です。

出血の第2日目から5日目までも使用開始の許容範囲ですが、最初のシートを使っている間は安全対策を用いることが推奨されています。
月経開始後5日以降の場合は、次回の月経を待ち、次回の月経開始日より服用を開始してください。

低用量ピルのヤスミンの服用をやめている7日間の間は、通常、子宮出血が引き起こります。
これは最後の錠剤を飲んだ後2~3日後に始まります。(この出血は次のシートを開始するまで続く場合があります。)

ヤスミンを飲み忘れた場合は、24時間以内であれば、気づいた時点で忘れた分をすぐ服用します。
その日の分は予定通りに服用してください。
36時間以上服用の間があくと、低用量ピルのヤスミンの避妊効果はなくなります。できるだけ服用を忘れることのないようご注意下さい。

低用量ピルのヤスミンを服用後3~4時間以内に嘔吐した場合は、吸収がまだ完全に終わっていない状態ですので、再度ヤスミンを服用します。
この場合は1周期が20錠になりますが、避妊効果には影響はございません。シートが終わったら7日間休養するという通常通りの服用方法を行って下さい。

  • 不正出血(生理以外の出血)
  • 乳房の張り・痛み
  • 悪心・嘔吐などの胃腸障害

これらは2~3ヶ月服用を続けていくうちに次第に良くなります。
飲み忘れると不正出血が起こりやすいといわれています。ご注意ください。

副作用の症状が重い場合や、身体に異変や異常を感じた場合には、医師(産婦人科)の診察を受けてください。

  • 妊娠している方、授乳中の方は使用しないでください。
  • アレルギーのある方は、使用前に医師にご相談ください。
  • 持病や治療中の病気がある場合は、医師にご相談ください。

ドロスピレノン エチニルエストラジオール

低用量ピル ヤスミン21錠

低用量ピル(一相性)

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従来のピルにあった体重が増えるという副作用を抑えることを重点に開発された一相性の低用量ピルです。
ご注文時期により異なるパッケージでの発送となる場合がございます。

製品名 yasmin
製造元 Bayer Schering Pharma
分類 低用量ピル(一相性)
成分名 ドロスピレノン 3mg、エチニルエストラジオール 0.030mg
内容量 21錠 / 箱
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